近年人気のニコライ・カプースチンのピアノ曲。
「8つの演奏会用エチュード」を弾きたい方が多くいらっしゃいますが、
1曲が長いこともあって、完成しないことがあります。
カプースチンの場合も、はじめは短い曲を練習することをおすすめします。
作曲家の個性や、様式に慣れることで、長くて難しい曲も弾きやすくなってきます。
カプースチンの中でも短くて、弾きやすいのが「24のプレリュード」。
他の作曲家の例もあるように、24の調で書かれた比較的短い曲の中に、作曲家の様々な表情が現れています。
一番短い曲、第3番ト長調。