神戸文化ホール

昨日、新幹線で神戸まで日帰りで伴奏に行ってきました。

 

朝早くから新横浜駅は賑やかでした。早めに着いたので、予定の「のぞみ」より前に乗りたいと思い、みどりの窓口で訊いてみました。ですが、すべて満席で、私が取っていた「のぞみ」も満席の表示がでていました。

新横浜で満席の新幹線でしたが、京都に着くと、ほとんどの人が降りてしまいました。

紅葉の京都はきっと素敵なんでしょう。そう言えば、JR東日本のコマーシャル「そうだ、京都行こう」。使われている音楽は何年も前から、サウンドオブミュージックのMy favorite thingsが毎年違うアレンジになっていて楽しめます。今年は、ギタリストcharさんのギターが鮮やかで、紅葉の色彩の美しさにふさわしい感じでした。

 

神戸文化ホールは2000人の大きな立派なホールでした。神戸大学、大阪市立大学、一橋大学の旧三商大のグリークラブOB合唱団、交歓演奏会。見た目似たようなOB合唱団で、平均年齢推定70歳以上、3団体合同での歌は圧巻です。見た目似たような3つの合唱団でしたが、演奏を聴いてみると、それぞれの音色に個性があって、楽しい演奏会になりました。

 

合唱の伴奏をしていると、合唱が健康に良い、ということがよくわかってきます。腹式呼吸で歌うこと、背筋が伸びて姿勢がよくなること、暗譜が脳トレになって若々しくいられること、大勢の友人と一緒にコンサートに出演する楽しさ、などなどいいことづくめです。プラス音楽そのものの持つ力の中に「健康に良い」要素がある、ということがあると思います。精神的なことです。音楽療法の分野にかかわるところでもあり、流行の脳科学で、そのメカニズムがだんだん解明されていくかもしれません。音楽の生涯学習の中でも、合唱は大事な位置にあります。これからの高齢化時代にどんどん活用されていくとよいと思っています。私自身も伴奏しながら、歌っている人たちをうらやましく思っているところです